皆さんの周りには、「ギックリ腰」を何回も経験している人はいないですか?
経験者も未経験者も、知っておきたい『ギックリ腰』の基礎知識!!
ギックリ腰は捻挫の一種であり、特に季節の変わり目や寒い時期に起こりやすく、
それに次いで夏場のクーラーの冷えにより起こりやすいんです。
一度なると再発しやすいとも言われているので予防法についてお話ししたいと思います。
治りはじめも注意が必要
ギックリ腰は大事にしすぎると、完治までの症状が長引くというデータがあります。
痛みが和らいできたら、少しずつ運動を取り入れて行きましょう。
例えば寝た状態でゆっくり左右に寝返りをうってみる、脚を抱えてお尻を伸ばす、
太ももの裏側を伸ばす、腰をゆっくり回す、身体を左右に捻るといった運動があります。
ただ無理は絶対に禁物です!!
生活習慣からくる癖を治す
ギックリ腰が再発しやすいのは、生活習慣による理由が多いです。
治りきっていないのに同じような負荷をかければ、また同じ症状になってしまいます。
身体の動かし方に癖があるはずです。
かがむことが多い、座るときに背中を丸めている、座るときに脚を組む等・・・
日頃からの自分の癖に一度目を向けてみてください!
その癖をみつけ改善する事が、慢性的なギックリ腰を治す近道になります。
ストレッチや軽い運動で「ギックリ腰」を予防
ギックリ腰にならないためにはまず、「身体を鍛える」「体重を減らす(病院で指導されている場合)」など根本的な解決が必要です。
普段の生活では「ずっと同じような姿勢でいない(主に座り仕事)」
「重い物を極力持たない」事も、心がけたいです。しかし、
根本的に改善するためには少しだけ生活を変えるのが良いでしょう。
事務職など座る時間が長い人は、こまめに休憩を入れ身体を動かしたり、
姿勢に気をつける事も効果的です。
セルフケアではマッサージよりストレッチや軽い全身運動の方が行いやすいです。
大きい筋肉をマッサージするのは大変ですし、
腰のマッサージはプロに任せていただいた方が安全です。
背中や脚(主に太もも)、股関節、お尻を動かしたり伸ばすなどの運動が
効果が期待できます。
少し主な運動を紹介します。
・太ももの裏を伸ばす
・太ももの前を伸ばす
・股関節を伸ばす
※注意
腰に良いとされている運動やストレッチは、人により合う合わないがあります。
簡単なものから始め、難しいものへと移行してください。
誤解されがちですが、難しいものや苦しいものに必ずしも効果がある訳ではないです。
闇雲に回数を増やしたり、長時間続けるよりも、毎日、コツコツ続ける事が大切です。
最後に
一部の筋肉にだけに負担をかけずに、まんべんなく同じように負荷をかける事が
予防の第一歩になります。
無理な姿勢をとる、急な動きをすることを避け、普段からストレッチや軽い運動を
こまめにすることで、ギックリ腰とは無縁になって頂きたいです。
もし、あなたがギックリ腰に悩んでおられる
また、定期的にギックリ腰を引き起こす方は一度施術を受けて根本から治すことをお勧めします。